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バタフライ・メィデン

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すべての美しい闇のために

夢の力 part2

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長屋和哉さんの久しぶりの関西公演。17日夜、大阪、四条畷 えにし庵でのライブに伺いました。
数ヶ月ぶりに見る長屋さんはとてもいい笑顔で、長屋さんの音と長屋さんを大好きで集まってこられた皆さんと気軽に言葉を交わされていました。

ライブって不思議ですね。
いつも聞かせてもらっているCDの音も大好きで、セッションや瞑想ワークの時などに好んでPLAYボタンを押しているのですね。でもライブだと演奏されている音の響きの向こうの方に、何か別の次元の力が作用しているような気がしています。今まで数回長屋さんのライブを聴かせてもらっているのですが、今までのライブで感じたのは炎のパッション、駆け抜けるドラゴンの息吹、遊びに来た恐がりの鬼っ子、淋しがり屋のディーヴァ、垣間見えた歓喜天のシルエット、彼岸にほころぶ蓮の花弁、静まる月と星のささやき、汀の淵で震える小さな魂、美を愛でる虹のキング、等々。
そして今回は共通の友人でもある宮園万譽さんの個展での特別ライブ。
彼女の描く絵には生きる喜びや命への賛歌が、精霊達のサポートを得て不可視のエネルギー体が独特の力強いタッチで表現されています。ライブの時には彼女の絵と長屋さんの演奏する姿が映像で映し出されます。
聴衆の多くが長屋さんと少なからず縁のある方々。
彼らの肉体と魂のエネルギーと長屋さんの音のエネルギー、そこに音が呼び起こす別次元のエネルギーが降りそそいで、優しい闇を仄かに、時々切ないほど激しく浮かび上がらせていた様な気がしました。

でも我ながら可笑しいのは、今回ほどリラックスして長屋さんの演奏を聴かせてもらったのは初めてだったなぁ、と後になって気づきました。きっと親しい友人が私の周りにたくさんいてくれたこと、主催者の万譽ちゃんが今回のイヴェントを開いた喜びが伝わってきたこと、それに最初交わした長屋さんの笑顔が最高に素敵だったからかな、って思います。

プレス仕立ての新作CD「すべての美しい闇のために」もでっかいサイン付きで頂きました。帰宅して早速PLAYボタン、ON。泣きそうでした。こんなに綺麗な音、どこから生まれてくるんだろう。夢から? 闇もまた優しく私たちを包んでくれるのですね。
長屋さん、新しいCD制作、長い間お疲れ様でした。そして、おめでとう!

魚頭さん(発音は wu-oz-san と言います)の素晴らしい長屋さんサポートもパーフェクトでした! 

なんだか皆がとても愛おしかった夜、三日月お月様が笑ってましたね。
by momo_yukari | 2004-10-21 01:11 | ワークショップ&イヴェント